2008年09月12日

玄月の『めくるめく部屋』は満室か?

玄月が芥川賞作家だということは知っていたがこの作品がファーストコンタクトになった。
玄月初の官能短編集『めくるめく部屋』(講談社)がそれ。

・めくるめく部屋
・かわいい奥さん
・京都見物
・寝取られ男のささやかな楽しみ
・肉のせい
・スイッチバック
・チサト

の、七編が収録されている。
共通しているのは、男が性に対して抱いている妄想が現実と交わる時、悲劇とも喜劇ともつかない結末が訪れるという、ある種、昔話や寓話テイストな味わい。
表題作は残酷童話チックな印象だし。

そして女性と男性のポジションがほぼ対等。いや、やや女性上位か?
とくに、「寝取られ男のささやかな楽しみ」「かわいい奥さん」この二編の対比が面白い。
男の体を自分の思い通りに自由に弄んでみたい淑女の皆様と、ついついAVコーナーの「痴女もの」や「人妻」といったジャンルに引き寄せられる紳士諸君にもってこいの1冊。

もちろん、リーダビリティーと描写力は芥川賞の折り紙つき。

ヴィレッジヴァンガード的には、サタミシュウの『私の奴隷になりなさい』(角川文庫)と一緒に積むのもありかも。

ちなみに、めくるめく部屋=スワッピングルームですよ。
posted by φ本 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・コミック

2008年09月02日

品川駅ナカの書店「BOOK EXPRESS ディラ品川店」の文芸書担当者さんとは友達になれそうな気がする。

だって、平野啓一郎の『決壊』を早くも今年度ナンバーワンに推し、
D[di:]の『銭湯の人魚姫と魔女の森』と玄月の『めくるめく部屋』を並べて平積みするんですもの。

以前からこちらの書店は好きでしたが、ますます好きになりました。
東京出張の折には、だいたい寄りますからね。
posted by φ本 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・コミック

2007年11月21日

『まこという名の不思議顔の猫』遅ればせながら・・・ブレイク!

ヴィレッジヴァンガードオンラインでも、11/15に遅ればせながら入荷した

『まこという名の不思議顔の猫』

1週間で実売18冊と出足好調!
中央公論新社の重版も上がったので、本日20冊追加注文。

ちなみにこの本、俺主催「猫の本屋大賞2007」大賞を受賞しています。
2位は『ねこなべ』かなあ。
『ねこラーメン』は13位ぐらいかなあ。

以上。
posted by φ本 at 14:26| Comment(9) | TrackBack(0) | 書籍・コミック

2005年11月10日

タレコミ情報

菊地敬一著『ヴィレッジヴァンガードで休日を』(リブリオ出版)が、文庫化されます!
文庫化する出版社はリブリオさんではなく・・・
新潮社じゃなくて
新人物往来社でもなくて
新宿書房でもなくて
新・・・野新。うそぷー。

つうか、新野新っていまでも関西のTVには出てるのでしょうか?
posted by φ本 at 16:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・コミック

2005年09月19日

今、読んでます『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』


ナショナル・ストーリー・プロジェクト
著者名:オースター,ポール
出版社:新潮社
出版年:2005.06
ISBN :4105217097



これと同じ投稿企画を、このブログとモバイルとヤフー!で計画中。
それにしても、おもしろい!
なんつうか、人間の営みって、いいね。
非日常より日常に愛を!
そんな気分になります。
あと3分の1で読了。
ポール・オースターもいい仕事してますね。
できれば、オースターがラジオで読んだのをCDで出してほしい。
どうっすか?新潮社さん!
posted by φ本 at 17:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 書籍・コミック

2005年09月19日

読みたいメモ『銀河ヒッチハイクガイド』


銀河ヒッチハイク・ガイド
著者名:ダグラス・アダムス
出版社:河出書房新社
出版年:2005.09
ISBN :4309462553



メモでごめん。
というわけで、映画も今、上映されてます。
銀河ヒッチハイクガイド!!見に行きたい!
原作もめちゃめちゃおもろいらしいじゃないですか。
こりゃ読まなきゃ。
そんでサイトで売らなきゃ。

積んでるヴィレッジはそんなに多くなさそうですが。
積んでる?
posted by φ本 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・コミック

2005年09月18日

LOVE!!古川日出男『LOVE』

古川日出男『LOVE』(祥伝社)読了。

いいっすねー。このくせ球的文体、好きですよ。
舞城王太郎もそうですが、文体に独特のリズム感を持ってる作家っていいですよね。
で、
奥付に、
「前作『ベルカ、吠えないのか?』(文藝春秋)に対する猫的アンサーである」
って書いてあるじゃないですか!
こりゃ『ベルカ、吠えないのか?』を読まないわけにはいかんですな。
でも、『サウンドトラック』(集英社)の外伝ぽくもある。
古川日出男氏には、東京を舞台にした地を這うような作品をあと2、3作書いてもらって、
大阪にでも引っ越してもらって、大阪を舞台にした作品を書いてもらいたいなと。
タイトルは『LOVE』と対になるように、

『好きやねん』で。


無理ですか?63916

ん?追記ってどう使うのかな?
posted by φ本 at 12:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍・コミック